Microsoft Office 2007のインストール
巷では、Microsoft Office の次期バージョン Office2010 の発売が間近と騒がれていますが、当社は、つい最近(11/末)まで、「2000」「2002」「2003」がバラバラで存在していました。
データの互換性は保たれているし、業務上特に困ったことはありませんでした。
しかし、ある顧客との取引では、設計品質の観点から顧客が作成したエクセルのツールを使用することが求められています。
このツールは、マクロ機能がふんだんに盛り込まれており、業務の省力化と設計品質の確保のため、このツールを使わないとこの顧客の業務をこなすことができません。
顧客内でも、パソコンのリニューアル等で Office 製品のバージョンの差異が発生しており、バージョンの違いによる不具合をなくすため(お客様)社内でのエクセルのバージョンを統一することとなり、当社へも offce 2007 に統一するよう申し入れがありました。
お客様の意向を受け、この機会に当社もOffice 2007へバージョンを統一することとし、「パッケージ版」ではなく「ライセンス版」を購入することにしました。 Microsoft では「マイクロソフトオープンライセンス」と呼ぶようです。
ライセンス版の利点としては、以下の点があります。
- 複数のofficeを比較的安く購入できる
- パッケージやマニュアルがかさばらない
- ライセンスの管理が Web でできる
- ライセンス認証が容易
- 1 枚の CD-ROM で複数の PC にインストールできる
- 他のパソコンにも移管可能(パソコン買換え時など)
- ダウングレード(旧バージョンの使用)可能
以下の手順で導入しました。
オープンライセンスを取り扱うことのできる販売店で購入(今回はお世話になっている「リコー九州 宮崎支社」さんより購入)
購入を依頼して1週間ほどで、「マイクロソフトオープンライセンス発注確認書」が販売店経由で送られて来ました。 発注確認書には以下の5項目が記入されています。
1.ライセンス認証番号、2.ライセンス番号、3.ライセンス発効日、4.契約情報、5.ライセンス認証番号満了日
この時点では、Office のインストールに必要な「ボリュームライセンスキー」はわかりません。
発注確認書の情報に基づき、eOpen サイトへアクセスし、ユーザー登録し、必要事項を入力することで、「ボリュームライセンス」を取得できます。
いえ、取得できるはずでした。
原因は不明ですが、「ボリュームライセンスキー(プロダクトキー)」は表示されず、空欄のままでした。もしかすると登録されるには時間がかかったのかもしれません。しかし、いつ登録されるかわからないものをのんびりまっているわけにもいきませんので、仕方なく電話にて「マイクロソフトボリュームライセンスコールセンター」へライセンスキーを問い合わせ、無事インストールをすることができました。
数日して、再度 eOpen サイトへログインしてみますと、コールセンターで発行してもらったライセンスキーを含め2つのライセンスキーが表示されていました。 ためしに、コールセンターで聞いたライセンスキーでインストールを試みましたが、インストールはできませんでした。当然ですね。
ライセンスキーの取得に手間取りましたが、必要台数のパソコンへのインストールもすべて終了し、新しい環境で作業をしています。
必要になれば、ネット上で追加ライセンスの取得ができるようですし、CD-ROMを何枚も保管する必要がないのは楽です。