無停電電源装置について
ティーディエスでは先日、防災の一環として無停電電源装置(UPS)を導入しました。
無停電電源装置とは、なんらかの原因で停電が発生し、電力の供給が無くなった場合の突然のシャットダウンを防ぐため
ある一定期間内蔵バッテリーにより接続機器に電気を供給する機械です。
要はノートパソコンのバッテリーみたいなものです。
主な用途としては電源を切ることを許されない機器(データサーバーや医療機器など)に用いられておりますが
個人利用、小規模オフィス向けの機器も存在します。
それらはNASやパソコンといったIT機器に接続されることが多いです。
弊社でも、実際に停電した際、しっかり装置が作動して活躍してくれました。
1).無停電電源装置のメリット
その名の通り、突然の停電が起きてもある一定時間電源を供給できるのが最大のメリットです。
雷サージ防止機能が付いたものもあり、落雷の際の雷サージから接続機器を保護できるものもあります。
正確な手段を踏まず、電源を落としてしまうと不具合を発生させる機器がIT機器には多いので、できるだけ設置した方が安心です。
2).無停電電源装置を使う上での注意点
非常にメリットのありそうな無停電電源装置ですが、注意点もあります。
大規模施設向けのものは大容量のバッテリーが搭載されており長時間電源を供給できるものもありますが、小規模オフィス・個人向けのものは数十分もすればバッテリー切れになります。
ですので、安全に電源を切る手順を踏める時間を稼ぐための機器という認識でいいと思います。