凡事徹底
凡事徹底(ぼんじてってい)
当たり前のことを徹底して行うこと。
凡事徹底とは、当たり前のことを当たり前にやってのけるという意味です。
当社にとって「凡事」(当たり前のこと)とは、
- あいさつをきちんとする
- 丁寧な電話の受け答え
- 報告、連絡、相談を密に行う
などの社会一般的なことから、
- 設計等データのファイル名をルールに従ってつける
- データの保管ルールに従う
- ファイリング(紙)のルールに従う
- 業務時間の記録をもれなくつける
などの業務に直結したことなどがあります。
つまり皆で決めたルールを熟知し、毎日、地道に実行することです。
たとえば、保管した書類の中から、必要な文書をすぐに探し出せなくてはファイリングと言えません。それには分かりやすい分類方法(ルール)を決め、ルールに従ってファイリングすることが重要です。
確かに、忙しくなってくると「とりあえずこうしとこう」「後で直せばいい」という「ズル」をしたい気持ちも起こります。
しかしルールから外れた行為は、時間がたつと「ズル」をした本人でさえ、なぜそうしたのかを忘れ、原因の究明及び修正に多大な時間を費やすこととなり、はなはだ効率が悪くなります。
また、ルールを決めたけれどなかなか守られない場合もあるでしょう。そのときは「無理なルールなのではないか?」と疑ってルールを見直す必要もあるかもしれません。
当社では、ミーティングを通じ社員が共通の認識の上でルールを熟知するよう努めています。
大打者イチロー選手も準備運動から練習するプロセス、バッターボックスに入る動作、道具の手入れに至るまで、毎日、毎日、毎日コツコツと繰り返し「凡事徹底」の姿勢を貫いた結果、すばらしい記録を作り続けているのだそうです。
「凡事徹底」地味だけど、重要なことと肝に銘じ、日々の業務に当りたいと思います。