9月は防災月間です
令和6年8月8日16時間43分、わが宮崎県で最大震度6弱、M7.1の地震が発生しました。
震央は日向灘(宮崎の東南東30km付近、深さ震源30km、最大津波1m。
津波高さ50cm、1mと聞いても、そのぐらいなら大丈夫か、と甘く見ていました。
しかし、港近くの川が逆流するのを目の当たりにすると、恐怖を感じました。
波浪は風の力によって発生する波で、
津波は大規模な地震によって震源に近い海底に断層が現れ、
それによって生じる海水面に起こる波です。
津波は海底から海面までのすべての海水が動きます。
しかも、波長(波の山から山までの長さ)は数kmから数百kmにも及びます。
同じ高さでも1回で海岸に押し寄せる海水の量が、津波は波浪よりも桁違いに多く、
それだけ力も強くなります。
津波の速さは,水深で決まります。
■水深が浅い:津波が遅くなる。波の高さが高くなる。
■水深が深い:津波が早い。波の高さが低くなる。
津波の速度=(水深×重力加速度)の平方根 式で求められます。
(微小振幅波理論による長波の式)
5000mの水深なら時速800km,100mの水深なら時速110kmです。
ジョット機の速さが時速約1000km、新幹線の速さが時速約300km
とてもじゃないけど、逃げれません。
このぐらいなら大丈夫か、と思わず、とにかく逃げる!
9月は防災月間。今一度、災害への備えを見直します。