QSERECTを使った「寸法値の優先」一括削除
図面の寸法は、基本的に実際の寸法(計測値)で入力しますが、場合によって計測値でなく「寸法値の優先」で入力してある場合があります。
「計測値」ではなく「寸法値の優先」で描かれている個所はどこなのか、また「寸法値の優先」を一括で削除したい場合はどうすればいいかを調べましたので、作業メモとして記載します。
手順)
1. コマンドウィンドウから「QSELECT」もしくはアイコンをクリックします。
クイック選択のダイアログが開きます。
クイック選択それぞれの項目を以下のよう入力します。
- 適用先:図面全体
- オブジェクトタイプ:長さ寸法
- プロパティ:寸法値の優先
- 演算子:* ワイルドカードマッチ
- 値:?* (クエスチョン+アスタリスク)
OKを押します。
この状態で、「寸法値の優先」に値が入力されている寸法が、一括選択されていますので、「オブジェクトプロパティ管理」で「寸法値の優先」を一括削除する事が出来ます。