AutoCAD 計算式を使って入力する方法
AutoCADを使って作図しているときに
図面の指示が計算式で表記されている時はありませんか?
今回はそんなときに便利な機能を紹介します。
コマンド 'cal
この ' が重要です。
たとえば直線を描くとき、
1点目から500+500+1000だけ離れた位置に入力して下さいと指示があった場合は、
通常なら2000と入力すればいいのですが、
このような単純な数値ではなかったときは電卓をたたいて計算しなければなりません。
そこで'calの登場です。
今回は2点目を'calで入力しました。
2000の距離に線分が引けます。
(寸法線は参考の為に後から入力しています。)
`calを使うとどんな形も簡単に計算式を使って作図することができます。
もちろん割り算掛け算引き算も可能です。
試しに円の半径を500/2*3(正解は750)と入れてみましょう。
半径750で円が作図されました。
ほんの少しですが、入力時に電卓をたたく手間が省けます。
活用できる業務がありましたら、皆さまもお試しくださいませ。