溶接記号について_断続溶接の場合のJIS表記とISO表記との違い
個人的な話になりますが、JIS表記とISO表記の相違で困惑してしまうのが、下記のような断続溶接の場合の表記です。(図1参照)
JIS表記だと、溶接記号の右隣に「L(n)-P」と記載する。(図2・図3参照)
これがISO表記だと、「n× L(e)」となる。(図4・図5参照)
「L」が「溶接長さ」、「n」が「溶接数」、残りが「ピッチ」というのは覚えているので、組み合わせの順番を覚えておけばよいのですが毎回忘れてしまいます。
そこに数字が入ると(例えば、「50(3)-250」、3×50(200)」)、「溶接長さ」と「ピッチ」がどっちがどっちだったかわからなくなります。
さらに、JISとISOでは「ピッチ」の意味するところが異なり、どっちがどっちだったかわからなくなります。
そこで語呂合わせで覚えようと思ったのですが、アイデアが浮かばず頓挫しています。
記憶力に自信が無い私にとっては、JIS Z 3021の表を毎回確認することが一番よい方法なのかもしれません。