無停電電源装置(UPS)のバッテリー交換
「データ」は、弊社の重要な資産です。
データは、共有NASサーバーにて一括管理をし、万が一のトラブルに備え、毎日のバックアップを欠かさず行っています。
また、突然の停電時に備え、無停電電源装置(UPS)を設置し、停電時に交流電源から、内部バッテリーに瞬時に切り替えることで、データと機器の保護を行っています。
内部のバッテリーは、時間とともに劣化していき、概ね5年ほどの寿命しかありません。
バッテリーの寿命が近付くと、UPS自身でバッテリを交換するようアラームが発せられます。
いざというとき働いてくれないと意味がありませんので、「転ばぬ先の杖」と言うことで交換してみることにしました。
まず、適合する交換用バッテリーをメーカーサイトで調べ、オンラインショップで購入しました。
数日後、商品の到着を待っていよいよ交換です。
詳しい交換方法は、メーカサイトのサポートページにありましたので、よく読みます。
サポートページによると、電源を入れたままバッテリーの交換ができるようです。
<写真1>弊社ではこのような所に設置しております。
<写真2>最初にフロントカバーをはずします。カバーのへこみ部分に爪をかけて思い切ってひっぱります。
<写真3>フロントカバーを外したところです。次に白い留め具をつまんで手前に倒すとバッテリーが見えます。
<写真4>バッテリーの底部に透明のシートがくっついていますので、シートをつまんで、ゆっくりと引き出します。
バッテリー上部のケーブルコネクターをはずし、交換用バッテリー(新品)付け替えます。
コネクターを再接続します。
バッテリーを引き出した順序と逆の手順でフロントカバーまでとりつけて終了です。
<写真5>次回の交換時に備え、交換用バッテリーの型式と、交換日を貼り付けておきました。
<交換用バッテリー型式>
交換用バッテリーキット
RBC48L
SUA500JB/SUA750JB
無事バッテリーの交換作業は終了しましたが、このUPSが働かないことが一番です。