社内ネットワークの保全について
当社で活用している機器のなかでも、パソコンについで使用頻度の高いのが、プリンター、次いで複合コピー機です。時折、調子が悪くなってメンテナンスサービスを受けることもありますが、機械なのでそれは仕方ありません。
しかし、先日(平成25年11月6日)の地元新聞「宮崎日日新聞」の一面に「コピー複合機情報丸見え-ネット対策不十分-」との見出しがあり、記事は、「ファイアーウォールが無いまま、コピー複合機をインターネットに接続している状態だとコピー複合機に蓄積されている情報が外部から丸見えである。」というのです。しかも、取り上げているコピー機メーカーは、「リコー」「キャノン」の2社。当社のコピー複合機は「リコー製」であり、コピー複合機は社内ネットワークに接続し、ネットワーク内のPCから自在に使える状況です。万が一、新聞記事と同じ状況ではないのか、リコーの担当さんにメールにて問合せました。
早々にリコーさんからは会社名にて、「MFP情報セキュリティ 11月5日 報道記事について」という文書で回答をいただきました。
「複合機をファイヤーウォールなどで保護されたネットワークの中でご利用いただき、また適切なセキュリティ設定のもとでご使用いただければ過剰なご心配は不要です。過去に被害報告もありません。」との回答で、一安心です。また、当社では、複合機内に文書を蓄積していないのでさらに問題はないとのことでした。
今回は情報漏洩という深刻な問題には及びませんでしたが、様々な状況を想定して、対策を講じておくことは必要であると再認識した事例でした。